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宝石の種類
琥珀(アンバー)
琥珀(アンバー)は、太古の樹木が分泌した樹枝が地中に埋もれ、変化してできた樹脂の化石でのことを指します。
半化石の琥珀はコーパル、加熱圧縮成形したアンブロイドという再生コハクもあります。 西洋でも東洋でも宝飾品として珍重されてきました。
琥珀のように植物に属する宝石は極めて珍しく、生成の過程で古代の昆虫、葉、花、樹の皮などが自然に入りこんだ石もあります。そういったものは大変希少価値が高く、学術的にも評価されています。時代によっても、もとになった樹木の種類は異なり、現生の樹種もあれば、絶滅した樹種もあります。
宝石は内包物がなければないほど希少であり価値が高いと言いますが、琥珀の場合は反対に虫が入っている物など珍しい内包物を閉じ込めたものが希少価値が上がっています。