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宝石の種類
アルマンディン
ガーネットの一種で、濃い赤色や黒赤色であるのがアルマンディンの特徴です。
和名で「鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)」といい、(【礬】はアルミニウムの意味)鉄とアルミニウムを含みます。
アルミニウムガーネットにはレッドやオレンジ系が多いといわれている為、同じくガーネットの一種でマグネシウムとアルミニウムを含んでいるパイロープは、見た目がアルマンディンと非常によく似ています。
この2種類のガーネットが混合して発見される場合も多く、パイロープとアルマンディンが混合したものはロードライトガーネットと呼ばれます。
アルマンディンはガーネットの仲間のうち、古来から研磨剤や宝石として使用されてきた、歴史の長い宝石です。ガーネットの中で最も多く産出しています。
他の色石と同じく、透明度が高いほど高評価になります。流通量が多いため買取の際に高い付加価値がつくことは少ないです。