カテゴリー:
宝石の種類
クリソベリル
ギリシャ語で黄金を意味する「クリソ」と緑の宝石を意味する「ベリル」からきています。
和名では「金緑石」といい、黄金に輝くという意味が込められています。
色は黄色、黄緑色、緑色、褐色など様々ですが、黄色~黄緑色が最も多いです。
この石は、クリソベリルとして流通するものよりも特徴的な性質を持つ変種の方が多く流通しています。
代表的なものに、光源によって異なる色合いを見せるアレキサンドライトやキャッツアイ効果をもつクリソベリルキャッツアイがあります。
また、モース硬度が8.5とダイヤモンドやコランダムに次いで高く、耐久性にも優れておりジュエリーに向いています。
主な産地は、スリランカやブラジル、ロシア、インド、マダガスカルなどです。産地によって色味に特徴があり、高品質で知られるスリランカ産は濃いめの色合いのものが多く、ブラジル産のものは透明度が高いと言われています。